2020年2月
コロナ禍が始まる前に訪れた、「ドイツ1人旅」の記録。
今回の旅では、デュッセルドルフ → ケルン → ボン を巡ってきました。
ドイツ・ボン
偉大な作曲家ベートーヴェンは、ドイツのボン出身。
ボンはベートーヴェンがウィーンに拠点を移す22歳まで暮らした街&シューマンの終焉の地という事もあり、多くの音楽ファンが訪れます。
ベートーヴェン記念碑

ボンの旧市街地の中心 Münsterplatz(ミュンスター広場)
広場は別名「ベートヴェン広場」とも呼ばれ、そこには雄々しいベートヴェン像がそびえたっています。
おぉ、偉大なるベートヴェン!
ベートヴェン像を前にして、本当にボンに来たんだな〜としみじみ。
遠くから見ると広場にポツンと感がありましたが、近くで見ると威圧感。像を眺めると言うより、逆に像に見られている気がしてきました。
こちらはベートーヴェンの生誕75年の1845年に建立された記念碑。
像の横から 後ろから
ベートヴェン像で待ち合わせしている人もいました。ボンの象徴で良い感じに目印となるベートヴェン。
そして2020年は、ベートーヴェンの生誕250周年(生まれたのは1770年12月)
街をあげて、ベートヴェンイヤー「BTHVN 2020」を祝っていました。

像の後ろに建つ黄色い壁が特徴の建物は、郵便局でPOSTAMT(Post office)と書かれています。
記念碑のすぐ横はカフェのテラス席が並び、広場や街並みを眺めながらのんびりと過ごせそうです。
旧市庁舎

マルクト広場に面した市庁舎。広場で一際目を引く建物で、白い外壁と装飾がとても綺麗で高貴な雰囲気でした。

広場にはマーケットも出ていました。
Reibekuchenって何だろう?クッキー?
人だかりが出来ており、、人気のお菓子なのか気になったけれど、買わずに通りすぎただけ。
街で見かけたベートヴェン

市庁舎前のベートヴェン

ベートヴェン

ベートヴェン
街中では色々なベートヴェンと遭遇。
ベートヴェンホテル

ホテルの中もよーく見ると、ベートヴェンらしき像が立っているのが見えます。
ボンの街は、まさにベートヴェン一色。
あちこちで見かける「BTHVN 2020」の案内と展示など。
ボンの街歩きを楽しんだ後は、ボンで外せない観光スポット「ベートヴェン・ハウス」へ向かいます。
ベートーヴェン・ハウス
ベートーヴェン・ハウス(ドイツ語: Beethoven-Haus)は、その名の通りベートヴェンの生家であり、現在は博物館として公開されています。

ベートーヴェン・ハウスは、上の写真のようにピンク色の壁をしています。特に目立つ案内もないので、うっかりしていると通り過ぎてしまいます。
チケット購入
ベートヴェンハウスの向かい側にある、ベートヴェンハウスのショップ・カフェの方が目に付くのでそっちの方を目印にする方が分かりやすいかもです。

ベートヴェン・ハウスの入館チケットも、こちらのショップ・カフェある建物で購入する必要があります。
さてさて入館チケットを購入し、大きな手荷物は地下のロッカーに預けた後、ベートヴェンハウスの入り口へ。
係員にチケットを見せると、「あれ、オーディオガイドは、持っていないの?無料で借りられるのに、聞かなかった?借りるには、身分証が要るけれど、今すぐ借りておいで。」と言われました。
チケットカウンターにてチケット購入時には、ロッカーの説明はされたけれど、オーディオガイドの説明はなかったんです。
さてオーディオガイドを借りるために、ID を取りにロッカーへ戻り、チケットカウンター横の窓口へ。
ID としてオランダの滞在書を渡したら、あともう1つID(パスポートなど)の提出が必要と言われ、、、
3回ぐらい?ロッカーへ引き返した後、オーディオガイドを手にし、やっとでベートーヴェン・ハウスの観賞をスタートさせることができました。(オーディオガイドは日本語の音声あり)
内部の観賞
ベートヴェン直筆の楽譜や手紙、愛用していたピアノなどが展示されています。(博物館内部の写真撮影は不可)晩年のベートヴェンの耳はどのように聞こえていたのかなども聞けました。
オーディオガイドの解説が、とても詳しいのでレンタル必須です。
興味深い展示物や資料など、オーディオガイドもじっくりと聞きながらじっくりと観賞することができました。

隣の建物と見比べても、やっぱり普通な見た目の家。
中庭のベートヴェンの胸像。

像の表情からもベートヴェンの苦悩が伝わる。
派手で豪快な展示があると言うわけではないですが、ベートヴェンが過ごした家に訪れることができて、感動的でしたし、どれも充実した展示品ばかりで本当に感慨深かったです。
またショップにはベートヴェンのお土産もたくさんあり、とても楽しめました。
ベートヴェンの一生をじっくり振り返っていたら、あっという間に3時間がすぎていました。
さいごに
ボンは、ドイツが東西に分裂していた時の旧西独の首都でもあったよう。
本当にこじんまりとした街ですが、(滞在時間は数時間で、ベートヴェン・ハウスにしか行っていないけれど、、)音楽や様々な歴史が詰まった街に感じました!
ベートーヴェン生誕250周年の2020年。様々なイベントがイベントの開催が予定されており、旅行後にブログ書いて多くの人に「ベートヴェンイヤーに、ぜひボンへ!」とオススメしたかったのですが、コロナの影響でボンへ気軽に訪れるのは難しいですね。
ドイツの旅 ボン編。
つづく。
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