オランダからベルリンへ小旅行①「ブランデンブルク門・ホロコースト記念碑」

オランダからドイツのベルリンへ行ってきました。

ずっと行ってみたかったお隣のドイツ。初のドイツ旅行は、行き先は首都のベルリン。

ベルリンと言えば・・・ベルリンの壁しか思い浮かびませんでしたが、実際に訪れてみると見所たくさんのとても素敵な街でした。

オランダからベルリンへ

朝7時半過ぎの電車に乗って、ベルリンに向けて出発。

家から朝食・昼食・おやつなど持ち込んで気分は遠足^^

電車はNS Internationalで予約。

早めに予約するとアムステルダムーベルリン間は片道39ユーロ〜あります。

ベルリンまではのんびり電車で約5時間半の旅でしたが、車窓から景色を眺めたり、本を読んだり、音楽聞いたりして過ごしているとあっという間です。

13時20分。Berlin Hauptbahnhof(ベルリン中央駅)に到着。

ベルリンに訪れたのは1月上旬ですが、クリスマス過ぎて年が明けているけれどまだツリーが飾ってありました。

ガラス張りのモダンなつくりの中央駅。

広い駅内にはスーパーや飲食店、24時間オープンしている薬局もあり、店並びはかなり充実していました。

観光案内所もあり、観光客も買い忘れた物があったり、居住者も急に何か必要になった時もこの駅さえに来れば大丈夫言えるほど便利すぎる駅でした。

駅から徒歩15分のホテルに荷物を預けてベルリンの街の散策へ。

ベルリン観光

ベルリン初日はベルリンの歴史を巡る観光エリアを訪れました。

Brandenburger Tor(ブランデンブルク門)

ベルリンと言えばこのブランデンブルグ門!

ブランデンブルク門は、ベルリンの平和の象徴でありベルリンのシンボル。

目の当たりにすると門の大きさに圧倒されます。

1791年に建設された、シンプルですが美しい門。ドイツの歴史を感じます。

門の中央上には勝利の女神ヴィクトリアがクアドリガ(4頭馬車)に乗っています。

門を通りこの先の「Straße des 17. Juni(6月17日通り)」を真っ直ぐ進むと、戦勝記念塔へとたどり着きます

6月17日通りの名前の由来は東西ドイツ統一の日です。

ベルリンを象徴する建造物なので、門の前の広場では様々な国からの観光客で大賑わい。この門の側には、観光インフォメーションセンターもありました。

ベルリンの地下鉄の窓ガラスにもこの門がデザインされていますのでチェックしてみて下さい!

ブランデンブルク門の公式サイト→http://www.brandenburg-gate.de/

Sowjetisches Ehrenmal im Tiergarten(ソビエト戦争記念碑)

ブランデンブルグ門から真っ直ぐ200mほど歩いた所にあるソビエト戦争記念碑です。

たどり着いた時は、これは何の記念碑だろう?という感じでしたが、後で調べたら1945年にベルリンの戦いで死亡したソビエト軍の兵士と戦争の犠牲者を追悼しています。

記念碑の中央に建っているのはソ連兵の像です。道路沿いには戦車もあります。

ロシア語読めませんが、名前が刻まれています。

多くの人がブランデンブルグ門のついでにふらっと立ち寄って見物しているようでした。

Reichstagsgebäude(ドイツ連邦議会議事堂)

ドイツの国会議事堂。「Reichstag(ライヒスターク)」と呼ばれています。

ドイツの国旗が綺麗にはためいています。

中は無料で見学することができますが、事前にWEBからの予約が必要です。

ベルリンへ行く前に予約しようと試みましたが、残念ながら私がベルリンにいる間は予約不可になっており、外見のみ見学してきました。

近くから見上げると隠れてしまいますが、建物上部の中央ガラス張りのドーム型は展望スペースになっています。離れて遠くから見ると綺麗に見えます。

ここにも大きなクリスマスツリーがまだ飾られていました。

建物全体を写真におさめるには、かなり後ろにさがらないといけないほど。

この建物は1824年に建造され、東西ドイツ統一の後にボンにあった連邦議会がここに移転したそうです。とっても立派な建物ですね。

国会議事堂前は大きな広場になっています。

年が明けた後だったので、広場は新年に打ち上げただろう花火の跡がちらほら。

また次回ベルリンに訪れた時には、展望台に行ってみようと思います。

ドイツ連邦議会議事堂の展望台予約はこちらから

Memorial to the Murdered Jews of Europe(ホロコースト記念碑)

ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者のための記念碑。正式には「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」と言います。

こちらもブランデンブルグ門から徒歩5分の場所にあります。

ここには色んな長さや高さの四方コンクリートの石碑が一面に広がっています。

石碑に座ったり、小さな子どもが飛んだりして遊んでいます。子どもは遊びたくなる場所です。

中心部分に向かって石碑の間を歩いていると、いつの間にか石碑は身長よりも高くなっていました。地面もこの通り真っ直ぐではなく、波打っているような造りです。


上を見上げると空が遠く離れていき、薄暗くなっていきます。出口のない迷路を彷徨っているような恐怖感を感じます。夜は間違いなく怖そうです。


地下にはホロコーストに関する情報センターがあり、イスラエルの記念館が提供したホロコースト犠牲者の氏名や資料などが展示されています。

日が暮れて、辺りがどんどん暗くなってきました。

3時間ほどの観光でしたが、ベルリンで見たいと思った所をもうすでに半分も訪れてしまいました。ブランデンブルグ門を中心に観光スポットがまとまっており、初めてでも迷うことなく意外にも多くの場所を見て回ることができました。

都市の中心部ですがこの辺りには大きな公園もあり、寒くない季節はのんびりと散歩を楽しめそうだなと感じました。

冬のベルリン街歩き

ブランデンブルグ門前の広場や周辺には多くの観光客で賑わっていますが、冬のオフシーズンでもあったのかそんなに人の多さは感じません。

ベルリン中心地でも観光スポットから少し離れた道を歩くと、観光客どころか歩いている人を誰も見かけずとっても静か。皆んなどこにいるんだろう?という感じでした。

そして冬のヨーロッパはやっぱり寒い!

昼から夜にかけて、観光でずーっと外を出歩くのは、寒さが身にしみました!

普段は仕事でほぼ屋内で過ごし夜も家の中で過ごす事が多く、天気もどんよりと曇り空&たまに小雨が降ったりと、冬に長時間外を出歩いていたので体が冷え切ってしまいました。

オランダとはまた違った街の景色。もっとベルリンの街歩きを楽しみたいと思うものの、17時には暗くなってくるので時間が短く感じます。

ブランデンブルク門のライトアップ


でも冬のベルリンの街歩きは、街中の建物のライトアップがされておりとても綺麗!寒さを吹き飛ばすほど魅力的でした。

こんな所に森鴎外!

ホテルへの帰り道に見かけました。

ベルリン1日目 終了

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