オランダの図書館カードを作りました。オランダでの図書館の利用についてです。
図書館は有料
日本とオランダの図書館の1番の違いと言えば、オランダでは図書館の利用が有料ということ!
有料と言っても、図書館内で自由に本や雑誌は閲覧は可能です。
書籍の貸し出しや図書館のPCでネットを利用するのが、有料となります。
日本だと簡単に利用登録できて無料で本を借りることができていたので、有料と聞いてびっくりしました。ちなみに図書館のトイレも有料です。
有料な上にオランダ語ばっかりの本はまだ読めないしなぁと、オランダに来たばかりの頃は図書館から遠ざかっていました。
Biebをフル活用

図書カードを作るきっかけとなったのは、オランダ語学習の書籍を探している時。
当時通っていた語学学校の先生に、テスト向けの参考書買おうと考えているので、オススメあるか聞いたんです。
そしたら「買うより図書館で借りたら?」
「図書館にも参考書はたくさんあるし、買う場合もどんな本か1度確かめてから買うの決めたら?」と言われました。
「そうか!買うんじゃなく、借りればいいんだ!」と遠ざかっていた図書館を思い出しました。
早速ネットで利用登録し、後日図書館の窓口に行きカードを受け取りました。
上記写真内のカードに書かれている通り、オランダ語で図書館は「bibliotheek」と言います。
略して「bieb」とも言います。
年間利用料は17歳までは無料。通常プランは年間大人€53。本やDVDを20本とE-booksを6冊まで利用できる割安プラン€32。 デジタルのみの利用なら年間€42
本を借りる時も返す際も、全部自分で本に付いているコードを機械にかざしてスキャンして行います。本やDVDも合わせて10本までなら借りることができます。
貸出期限は基本3週間で、2日前に登録したアドレスにメールで返却のお知らせが届きます。延滞すると罰金を支払う必要があります。
延滞料は本1冊1日20セント(DVDは50セント)でした。1度返すのを忘れていたことがあり、1ユーロの延滞金を払わなければならなくなりましたが、書館内のATMのような機器で支払うようになっていました。
図書館カードを作ってから、図書館を利用する機会がもちろんですが増えました!
本や絵本、DVDやブルーレイも充実しているのでよく利用しています^^
料金やシステムは図書館によっても違いはあると思いますが、ユトレヒト辺りにある私が利用している図書館に関してはこちら→ De Bibliotheek https://www.bibliotheek.nl/
アムステルダムの図書館に関してはこちら→ OBA(Openbare Bibliotheek Amsterdam) https://www.oba.nl/
e-booksもあるので、スマホやタブレットでも読むことが可能。
また読むのではなく、聴くことができるオーディオブックもあるので、他の作業をしながら利用できるのでとっても便利です!
年間€53は高いですが、こんなに利用できるので、
利用してしばらくたった今では逆にお得に感じています。
Amersfoortの図書館は美術館にも接続しおり、建物内ではオランダ語の会話レッスン、芸術や教育に関するイベント等、色んなアクティビティーが行われています。
ある日は、図書館内でミニコンサートが行われていました。

日本と比べると図書館か?と思うほど、デザインに凝った外見と内観を合わせ持つ建物も多いです。
座り心地良さそうな椅子があったり、リラックスできるソファー席もあったり、カフェもあったり、ここなら1日快適に過ごせそうです。勉強もはかどりそうです!
休憩しつつ少し覗いてみるのもオススメです。

日本語書籍のコーナー
なんとユトレヒトの図書館には、日本の書籍コーナーがあります。
日本語の書籍が読みたい方は、ぜひチェックしてみて下さい!
久々に手にする日本語で書かれた書籍を手にすると、なんだか懐かしく感じます。
いざ図書館の日本の書籍を借りようと思ったら、機械にスキャンする図書館専用バーコードが本のどこにもありません。
「バーコードスキャンできないけれど借りれるのか、それとも館内閲覧のみになるのか?」とカウンターに聞いたら、
「主に日本人や日本語分かる人向けの書籍だから、自由に借りってっても大丈夫だよ〜。」
「読み終えたら、またちゃんと元に戻してね。」との事でした。
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