ライトアート・フェスティバル「GLOW」in アイントホーフェン

オランダのアイントホーフェンで開催された「GLOW」に行ってきました。

GLOWとは毎年11月に開催されるライトアート・フェスティバル。

1週間のイベント期間中は、国内外の多くのアーティスト・デザイナー・建築家が照明を用いてアイントホーフェンの街を演出しています。

約5kmのウォーキングルートが設定されており、そのルート上にライトアートが展示されています。

アイントホーフェン の中心マルクト広場(Markt)から、GLOWウォーキング&アート鑑賞のスタート。

↑ライトアートインスタレーション「Hypar」アイントホーフェン工科大学の工業デザインおよび建築の学生によって作成。

毎年テーマが決まっているようで、2019年のテーマは「Living Colors」

マルクト広場のレストランのテラス席はどこも満席でした。

大きく「HEUVEL」と書かれている所は、大大混雑していたので後回しして先へ。

イベント期間中は約750,000人が訪れるようで、週末だったのもあり街中が多くの人で賑わっていました。

独特な形をした建物。「ファン・アッベ美術館」

Van Abbemuseum

どんどんと人が流れて来るので、逆走は出来ない。人の波に流されながら美術館の中へ。

美術館の外へ出ると、川沿いの小さな公園へ。

ビーコンを使用したライトアートワーク「PING」音と光があるビーコンから別のビーコンに現代の技術を介して送信されています。音と光の流れまるでジェットコースターの様でした。

11月半ばのオランダは寒い!さらに夜の長時間ウォーキングとなるとヒートテックを着ても冷え込みますが、ルート上にはカフェやバーなど暖を取れる場所もありました。

旧V&Dの建物内で、エレクトロニックのライブ演奏↓

CLAUSPLEINの「Colour Symphony」

建物に映しだされるプロジェクターマッピングの映像は綺麗で見入ってしまいます。

Lichtpleinの「Zonnebloemen(ひまわり)」

大きなひまわりは中国の伝統に準じたランタンで作成されている様です。広場にはコオロギの鳴き声の音響も響いており、ゴッホが過ごしたフランスのアルルのひまわり畑を見事に再現していました。

ライトで表現された夜空に咲くひまわり畑も綺麗。

道ばたで小さな立ち飲み屋風な店を発見。「WA?」って何だろう?

ブラバントの方言で”Wat”の事を「Wa?」と言うらしいです!

そしてマルクト広場の「HEUVEL」へ戻ってきました。

Heuvel(丘という意味)と聞くと、Nijmegenの4daagseで歩いたZevenheuvelsを思い出されるけれど、大きなショッピングセンターでした。

最後は「アウグスティヌス教会(Augustijnenkerk)」へ。

壮大なライトアートに一同釘付け。

約3時間ほどアイントホーフェンの街を歩きながら、多彩なアートを楽しむことができました。

たくさん歩いてお腹が空いたので、久々に夜遅くのマックとオリボーレンを食べて帰宅。

アイントホーフェンはフィリップスの電球製造工場やその他の多くの光関連企業の本拠地ともいうこともあり、GLOWはアイントホーフェンの光との強いつながりを示すために2006年から始まりました。

アイントホーフェンでは毎年ダッチデザインウィーク開催されるので、今までデザインの街というイメージでしたが、GLOWを通してアイントホーフェンとライトの関係や歴史を知る事が出来ました。

2020年の「GLOW」は15回目の開催、テーマはもう決まっている様で「Urban Skin」

秋のオランダはアイントホーフェンの「GLOW」で、光のアートを楽しむのもオススメです。

GLOWに関して→https://www.gloweindhoven.nl/nl

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