日本でも親しまれている「ゴーダチーズ」
ゴーダという名前は聞いたことがあると思いますが、ゴーダはオランダの都市でチーズ生産地の名前です。
ゴーダチーズはオランダのチーズ生産量の60%を占めるオランダを代表するチーズです。
ゴーダのチーズ市に行ってきました!
春夏の間はオランダではチーズマーケットが開催されていますが、ゴーダのチーズ市は市庁舎の建つマルクト広場で、4月〜8月の毎週木曜の10時〜13時に開催されます(キリスト昇天祭の日を除く)。
チーズ市の会場「マルクト広場」へ
ゴーダ駅からチーズ市が行われる「マルクト広場」までは歩いて10分ほどの道のり。
駅からマルクト広場までの道のりはショッピングストリートになっています。たくさんのチーズショップがあり、通りのデコレーションもチーズ。街中がチーズでした。
マルクト広場前へ行くと、大勢の人が集まっていました。
朝10時、市庁舎から鐘の音が響き渡ると、チーズ市の開始の合図です。

市庁舎前に並べられたチーズ
ゴーダのチーズ市の見所
ベレー帽子に木靴を履いた生産者と白衣を着た販売業者との間での取引が開始です。
互いの手の平を何度もパンパンと弾くように叩き合い、そして最後には硬く握手をしています。チーズの値段交渉が成立したら握手を交わすという昔ながらの方法を再現しているようです。
木靴を履いて、民族衣装を着たお姉さんと記念撮影も出来ちゃいます。観光客に大人気でした!
チーズの競りと観客を分ける柵もとくにないので、邪魔にならない程度に中へ自由に入ることも可能です。
今では、手の平を叩き合いながらの値段交渉も観光客の為にやっているようで、パフォーマンスの一環として売人と仲介人の値段交渉のやりとりの会話もマイクで放送されており、そのやりとりも聞くことが出来ます。

マイクもチーズの形
そして取引が終了すると馬車にチーズが運ばれていき、馬車でチーズを運んでいきます。
チーズ市周辺のマーケット
チーズ市の周辺ではマーケットも開催されており、チーズだけでなく、野菜や果物、衣類品、お花など色んなお店が出ていました。

美味しそうなチーズ!
チーズ作りの実演もしていました。
ゴーダチーズはマイルドでちょうどいい塩気があって食べやすく、お酒のおつまみやサンドイッチに挟んだり、サラダに入れたりと色んな料理に使え、マスタードやハーブ風味と言った種類も豊富です。
観光案内所&チーズ博物館
市庁舎の向かい側に建つのが、1668年に建てられた「チーズ計量所」。昔はチーズ計量所でしたが、現在は観光案内所、お土産ショップ、2階はチーズ博物館となっています。
中には昔ながらのチーズ計量器があります。
ゴーダは「ストロープワッフル」も有名
またゴーダはチーズ以外にもオランダを代表するお菓子「ストロープワッフル」の発祥地でもあり、いくつかのストロープワッフルのお店もあります。焼きたてのストロープワッフルは、外はサクサク、中はキャラメルシロップが温かく程よく溶けており、格別の味でとても美味しいです!
そしてマルクト広場で出会った2人組!!
サンドイッチマンならぬ・・・「ストロープワッフル・ガールズ」
こちらも観光客に大人気でした。
アクルマールのチーズ市とは一味違う雰囲気のチーズ市。規模は小さいですが、手の平を叩き合いながらの値段交渉も見ものです。
ぜひぜひ本場のゴーダチーズとストロープワッフルを味わってみて下さい!
チーズマーケットや街の様子の動画です↓↓
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