オランダのクリスマス
オランダでは2回クリスマスがやってきます。1回目の12月6日の聖ニコラスの誕生日と2回目の12月25日のクリスマスです。
2回目のクリスマスも12月25日と26日と2日間あります。それぞれ「Eerste kerstdag(1st Christmas)」「Tweede kerstdag (2nd Christmas)」と呼びます。
クリスマスは祝日なのでスーパーやお店も完全に閉まり、家族皆んなが集まってのんびりと過ごす日となっています。レストランやアムステルダムなど都市部のお店はクリスマスも空いている所もあるようです。
ちなみにクリスマスイブの12月24日の夜は「Kerstavond」と言います。
クリスマスディナー
私もオランダで過ごすクリスマスは3度目。
日本の師走とは異なる、オランダ流の12月の過ごし方にも一応慣れてきました。
12月25日はOma(祖母)の家、26日は自宅 or 親戚、27日はPa(父)の家というスケジュールで、クリスマス時期は2回も家族勢揃いのクリスマスディナーがあります。
パートナーの職場でのクリスマスディナーも含めると年末は4日間もクリスマスのイベントが続き、お腹がはちきれそうなほど飲んで食べる事になるわけです。(特に肉)
母親方ファミリーの一同が Oma(祖母)の家に集結しクリスマスディナー。赤ちゃんから大人まで総勢約20名。広いリビングも窮屈になります。

Omaが頑張って用意したサラダ、肉、サーモンなどの魚をパンに乗せてソースかけて食べるというスタイル。Paasen(イースター)など他の祝日で集まる機会がある時も、食卓は全く同じ(なので飽きたけれど)、久々に集まる家族皆んなで美味しく頂きました。
これも美味しいよ〜。つけて食べてみる?と渡されたソース。
「Mierikswortel」

食べてびっくり!この味は・・ワサビ!まさにワサビマヨのような味でした。
ローストビーフの薬味にぴったり。
調べてみるとホースラディッシュと呼ばれ、和名はセイヨウワサビ(西洋山葵)というそうです。
意外な所で、新しい和のテイストの発見で驚きと感動。今度買ってみよう
そして翌日の26日は、家で普段より少し豪華なディナーを食べながらゆっくり過ごしました。
グルメット
12月27日のクリスマスは父親&継母の家でファミリーが集結しクリスマスディナー。
この日のディナーは「グルメット (Gourmetten)」
グルメットとはオランダ版の卓上ホットプレート。クリスマスディナーには多くのオランダ人がグルメットを楽しむそうです。

プレートが白くて、日本のホットプレートよりスタイリッシュな見た目。初めて見たときはホットプレートとは思わず普通に大皿?かと思いました。
まさかオランダでも焼肉ができるなんて〜感動。まさに日本の焼肉のような感覚で、それぞれ肉や野菜を焼いて、ソースをかけて食べるのがグルメットスタイルです。ソースがマヨネーズ、ガーリックソースにカレーソースにピーナッツソーツとかなり種類があり、色んな味を楽しめます。

焼肉とかお好み焼きとか焼けそう。このホットプレートは将来自宅用に欲しい!
グルメットが好きなオランダ人。きっと多くの家庭が、ポファチェスのパンと同様にこのホットプレートを所持しているんでしょうね。
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