2020年2月
コロナ禍が始まる前に訪れた、「ドイツ1人旅」の記録。
今回の旅では、デュッセルドルフ → ケルン → ボン を巡ってきました。
朝一のケルン大聖堂
ドイツの旅 2日目の朝 ケルン大聖堂へ

昨日も思ったけれど、やはり何度見ても「ケルン大聖堂」はものすごくデカイ。
ケルン大聖堂の塔は、展望台となっているので登ることが可能。この日朝一にケルン大聖堂に来たのも、展望台へ登る為です。
しかし・・・塔を前にすると、登るべきか否か一瞬の迷いが生じ、ここで1日の体力を全部消耗し力尽きそうな感じがしてきました。
それでも高い塔や展望台を見ると、やっぱり登ってみたいのが性。
今から頑張って登ってきます。
ケルン大聖堂の展望台へ
昨夜訪れたケルントライアングルとは違って、ケルン大聖堂にはエレベーターはありません。
大聖堂の展望台へ行くには、自分の足で自力で登る必要があります。
展望台の入り口へ
ケルン大聖堂と展望台の入り口は異なります。展望台への入り口は、大聖堂外の正面出入り口の右側となっています。オープン時間も異なり、大聖堂は6時〜ですが、大聖堂は9時〜でした。
展望台頂上に関しての詳細は、こちらをチェック→ https://www.koelner-dom.de/en/opening-hours
展望台は大聖堂の南塔にあり、正面から向かって右側の塔を登っていきます。全長157mある塔、展望台は約100m部分にあります。尖塔だけでも50mもあるんですね〜

登頂スタート

まずはチケットカウンターで、入場券を購入。この日ケルン大聖堂登頂の第1号です。
塔への頂上料は、大人1人€5(2020年2月)

533段ある階段。
頂上を目指して、気合入れて頑張ってきます!
螺旋階段をひたすら登っていきます。
寒い冬でしたが、体を動かすと汗ばんできます。
途中に見えた案内「Glocken/Bells/Cloches」

矢印を辿って進んでいくと、大きな鐘がありました。

部屋の中央にある一番大きな鐘は「St. Peterの鐘」
恐怖の135段
螺旋階段を登り終え、ついにゴールと思ったら、お次は鉄骨階段が待ちうけていました。

塔の中央部から三角の尖塔の根元まで、中央にそびえ立つ135段の階段。
ミニ高所恐怖症な私にとっては、登るに連れて地味に恐怖が増す階段でした。

壁に囲まれたグルグルと目が回りそうな螺旋階段とは違い、塔内部の中央に設置された階段。
青空も見えて外部の光を感じられる解放的な空間にあるけれど、下が見えるので自分がどの高さにいるのかが分かるので逆に怖い。そして足元が怯む。
何とか目線を遠くの景色へと意識するけれど、足元(下)も見ないと階段につまずくし。。。高所恐怖症の人は怖いと思います。
登頂の疲れではなく、高所に対して心臓がバクバクでしたが、
まぁー、何とか急ぎ足で登り終えました!(^^;

階段を登きり真上を見上げると、塔の先端部を内部から見ることができます。
展望台からの景色
頂上に辿り着いた後は、大聖堂に登った醍醐味、眺望を楽しむだけ。

ライン川、川に架かるホーヘンツォルレルン橋、トライアングルが見えます。絶景!
地上100mの高さ。自力で登り切って眺める景色は、やはり最高です。

夜景も綺麗ですが、昼間の街一面の眺望も綺麗です。

よく晴れて日差しが眩しい〜。逆光の上に霞んでいますが、昨日訪れた旧市街の方面。

(改修中でしたが)お隣の北側の塔の先端も、間近で見ることができます。

展望台は、塔の周りをぐるっと1周できるようになっており、写真の通り全方向が金網で囲われています。それにしても壁や塔への落書きだらけ。柵からかなり腕を伸ばさないと届かないような所にまであります。
真下を見下ろすと・・・

高いー!
高層ビルの何階部分になるだろう・・!?
鉄骨階段は怖いけれど、頂上から街を見下ろすのは平気です。

晴天で気持ち良さげな展望台ですが、とっても寒かったです。15分ぐらい塔からの眺めを観賞した後は、再び階段を下り帰路へ。

下りは、上りとは別の階段ルートを通り、鉄骨階段のスタート地点まで降りていきます。その後は、登ってきた同じ螺旋階段を降りていきます。
登ってくる人とゆづり合いながら、休憩しながら自分のペースで下っていきましょう。
大体1時間ぐらいの、ケルン大聖堂の展望台への頂上体験でした。
ドイツの旅 ボン編へ つづく。
コメント