オランダの南東端部にある Maastricht(マーストリヒト)
オランダの最古の街とも知られており、街中には歴史ある美しい建物が広がっています。ベルギーやドイツの国境にも近くて、他のオランダの都市とはまた違った雰囲気が感じられる街でもあります。
そこでマーストリヒト観光におすすめの「ボートクルーズ」の紹介です。
マース川
マーストリヒトのボートクルーズは、マーストリヒトの街を南北に流れる大きな川「Maas(マース川)」を流れていきます。
↑マース川に架かかる Sint Servaasbrug(聖セルファース橋)
マース川(オランダ語:Maas、フランス語:Meuse ムーズ)は、フランス北東部を水源としベルギーを流れオランダで北海へ注ぐ川である。
この川はフランスまで続いているんですね。
聖セルファース橋から眺める景色も素晴らしいです。
マース川クルーズへ
マース川沿いにはクルーズ船のボートが並んでいるのが見えます。
聖セルファース橋を渡り終え少し歩くと、ボートクルーズの発着所及びチケットオフィスがあります。

チケットオフィス
チケット引き換え後は、1番のボート乗り場へ。
13時発のボートに乗ってツアー開始!

ボートの後部
この1時間のボートツアーでは、マース川をのんびりと周遊していきます。
クルーズに乗っている人は約15人とほとんどいませんでしたが、春・夏場は多くの人で賑わっていそうです。

船内のカフェ
船内ではオランダ語・ドイツ語・英語の3カ国でガイドが説明してくれます。
マーストリヒトのシンボルでもある聖セルファース橋は、アーチが綺麗な石橋。オランダで最も古い橋の1つで長い歴史を持っています。
船の後部で感じる外の風は少し冷たいけれど、晴れていて気持ちいい。
マーストリヒトの街を歩いているとオランダではないどこか違う異国にいるような雰囲気が感じられますが、ボートクルーズでも同様に感じました。
視界にはオランダであまり見れない小高い丘や小さな山が入ってきて、何だか新鮮。
山のように見える丘には洞窟があるそうです。
ボートがどんどん南下するにつれて、雲が増えてさらに寒さが増してきました。
洞窟を通り過ぎると、大きな工場も見えてきました。
工場の奥にある小高い丘には、Kasteelruïne Lichtenbergという城跡があります。(写真内の奥の小さな黄色い旗が見える部分)
採掘会社で普通の工場に見えますが、とっても美しい景色が見れる場所?でもあるようです。気になる。
この先まっすぐ進んでいくと、国境を超えてベルギーへと流れていきます。
ここでUターンして市街地の方へ戻っていきます。
国境付近というかベルギーは晴れて空が明るい気がする・・
そしてどんどんボートが北上すると再びの曇り空になってきました。雨は降そうで降らない。
何もない平坦なのどかな景色を眺めながら約10分。市街地の方へ戻ってきました。
ユニークな形をした建物は「ボネファンテン・ミュージアム/Bonnefanten Museum」
船上から眺めるマーストリヒトの町並み。
家の形も様々。
約1時間のマース川クルーズの旅でした。
水上からマーストリヒトの歴史的な町並みを眺めながら、船内ではガイドの旧市街に関しての案内も聞けるので、初めてマーストリヒトに訪れる人にはおすすめです。
そして今回利用したマース川コース以外にも様々なプランがあり、マース川と洞窟を巡るコースやランチ・ディナー付きのコースなど様々なクルーズが運行されています。
マース川クルーズに関して
マース川クルーズに関しての詳しい情報は→こちら
冬場は週末のみ運行のようです。
Adults€ 10,50
Children (4-12 years)€ 5,95
Maaspromenade 58, 6211 HS Maastricht