「インドネシアのお菓子」と聞いてどんな物が思い浮かびますか?
かつてインドネシアはオランダの植民地だった影響から、オランダにはインドネシア系住民も多く、街には美味しい本格インドネシア料理が食べられるレストランやテイクアウトのお店もたくさんあります。
今日はオランダでもよく食べられている「インドネシアのお菓子」の紹介です!
Spekkoek(スペッククック)
オランダで人気のインドネシアのお菓子と言えば「Spekkoek(スペッククック)」
Spekkoek (インドネシア語で Kue Lapis legit, Spekuk )アジア食材店だけでなく、スーパーでも購入する事ができる定番のお菓子です。
Spekkoek はバウムクーヘンのようなケーキ。

しっとりした食感で、カルダモン、シナモン、クローブ、メイス、アニスなどのインドネシアのスパイスが香る美味しいケーキです。
昔インドネシアは、オランダの植民地だったこともあり、オランダのレシピを参考にインドネシアの材料で作られたケーキがこのスペッククックの始まりのようです。
そしてオランダ語の「Spekkoek」を英語に直訳してしまうと「Bacon cake」になります。
Bacon cakeとググると「パンケーキ + ベーコン」の組み合わせで実際に存在するらしいけれど、スペッククックとは全くの別物です。
ケーキの材料は小麦粉、卵黄、たっぷりのバター。ずっしりしていて一切れでもお腹にたまります。

1層1層のレイヤーが美しいケーキだけれど、家で作るとなるとレイヤー作りが難しくかなり手間がかかるので、オランダに住むインドネシア人も頻繁には作らないようです。
参考 Spekkoekのレシピ → https://es-factory.nl/blog/2014/11/recept-indonesische-spekkoek/
スペッククックの作り方の動画↓
茶色の Spekkoek の他にも、抹茶バウムクーヘンのような緑色のSpekkoekも見かけます。緑色の原料は不明ですが、今度機会があったら試しに食べてたいなと思います。
オランダでは日常的に食べられていますが、本場では特別な日に食べられるケーキです。
個人的にスーパーの甘いオランダのケーキよりも、スペッククックの方がオススメです!
Lemper(レンパー)
レンパーとは、味付けされた鶏肉や魚を詰めたもち米で作られたインドネシアのスナックです。
私がオランダで食べた事が無い物があると、全て試させようとするうちのパートナー。
レンパーも大抵のアジアングローサリーで購入可能。冷凍されて売っていおり、それを自然解凍かレンジでチンして食べます。
初めて買った時は白いスティック状で一体どんな食べ物か分からずでしたが、解凍してみるともちもちしたお米の食べ物でした。

見た目は、スティック状のおにぎり。
そして中身は甘い味付けの鶏肉。

お菓子というけれど、全然お菓子っぽくない。食べるとまさにツナのおにぎりの様な感じ。ご飯だけれど、インドネシアのお菓子でおやつとして食べられるようです。私にとってはお菓子というより、おにぎりのような小腹が空いた時に食べる軽食かな。美味しかったです!
Pisang goreng(ピサンゴレン)
他にもよく食べられているインドネシアのスイーツと言えば「ピサンゴレン」

ピサンゴレンとは簡単に言えば揚げバナナ、バナナ天ぷら。日本でも馴染みがありますよね。
Pisang(ピサン)はインドネシア語でバナナ、Goreng(ゴレン)は天ぷらのように油で揚げるという意味だそうです。
皮はサクサク、中身はとろーりとした食感。揚げたても美味しいし、冷めても美味しい。家で作った時はチョコレートソースをかけて食べたりします。
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