日本ではすっかり見なくなった牛ユッケ。
オランダで、牛ユッケなる「タルタルステーキ」を食べました。
タルタルステーキとは
タルタルステーキ(tartar steak、Steak tartare)は、ステーキ料理のひとつ。生の牛肉または馬肉を、粗いみじん切りにし、オリーブオイル、食塩、コショウで味付けし、タマネギ、ニンニク、ケッパー、ピクルスのみじん切りなどの薬味と卵黄を添えた料理。全体を均一になるように混ぜて食べる。日本では、マグロなどの赤身の魚で作られることもある。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
韓国料理のユッケ。日本でもかつて焼肉店で良く食べられていた料理。タルタルステーキはヨーロッパで生まれた生肉料理です。
オランダというか、ヨーロッパの国でも生肉を食べる慣習があったんですね。
初めて食べるTartar steak(タルタルステーキ)

見た目は、まさに焼く前のハンバーグのたねに見えるタルタルステーキ。お皿の肉の上には黄身が乗って、一緒にマヨネーズや薬味が添えられていて、上品な感じの洋風なユッケです。
海外では生の肉や魚を食べるのを嫌がる人もいるし、生卵はあんまり食べられないので、敬遠する人も多そうな一品です。
勇気を出して一口食べてみたら「美味しいー!」
臭みなどなく肉自体が美味しくて、塩胡椒やオリーブオイルなどのシンプルな味付けでも充分にいける。
オランダではきっと珍しいであろうタルタルステーキ(洋風ユッケ)を美味しく頂きました。
美食の国フランスではレストランで気軽に食べることもでき、スーパーでも手に入るようです。
お肉屋さんのクロケット
タルタルステーキと一緒にオーダーしたのは、
Slagerskroketjes(お肉屋さんのクロケット)のサンドイッチ

シンプルにパンの上にクロケットだけ。
正直どうやって食べるのか最初は分からなかったです。
クロケットを潰してパンの上にのばして、その上にマスターズかけて食べるのが正しい食べ方のようです。
レストラン「RAUW」
美味しい洋風ユッケを食べたのは、Amersfoortの精肉屋兼レストラン「RAUW」

Rauwとはオランダ語で「生(なま)」という意味。生肉、生卵を海外で口にするのは心配だけれど、お肉専門店なら安心して食べられます。


ユッケやネギトロが好きな人は、ヨーロッパでタルタルステーキをぜひ試してみてはいかがでしょうか。