デン・ハーグにある日本庭園へ行ってきました。
1年のうち春の6週間と、秋の2週間の期間限定で公開されています。
デン・ハーグの日本庭園
ハーグの中心地からは少し離れた所にあります。
歩くの大好き&天気も良いのでデン・ハーグ中央駅から歩いていきました。徒歩だと約35分ぐらいです。
Clingendael(クリンゲンダール公園)
「Clingendael(クリンゲンダール公園)」の入り口に到着しました。日本庭園はこちらのクリンゲンダール公園内にあります。
緑が広がる並木道を歩いていきます。
公園内はとても広く、ピクニックできる芝が広がっていました。ジョギングや犬の散歩している人もたくさん見かけました。
園内には大きな鳥アオサギもうろうろ。

クリンゲンダール公園は年を通じて開放されているので、自由に出入りできます。
Japanse Tuin(日本庭園)の中へ
さらに歩くと「Japanse Tuin(日本庭園)」のサインが見えてきました。入園料は無料です。
犬などのペットの立ち入りは出来ないのか、入り口では首輪と柱に紐で繋がれた数匹のワンコがご主人が日本庭園から戻ってくるのを待っている姿を見ました。
小さな門をくぐると、日本の懐かしい風情ある景色が広がっていました。
雰囲気はまさに日本のお寺や神社のようでした。
私が訪れた時は、日本人の方は見かけずオランダ人や海外の方が多く訪れているようでした。絵になる景色が広がっており、皆んなそれぞれ綺麗な写真スポットを見つけては写真撮影を楽しんでいました。

手を合わせた可愛らしい仏像もあります。

そして小さな朱い太鼓橋。園内には2つありますが、ここでは多くの人が足を止めて写真撮影をしていました。
こちらの日本庭園は1910年に造られ、オランダ内で最も古い日本の庭園だそうです。長い歴史があります。
園内の奥の方にある茶室では腰掛けて景色を眺めながらゆっくりと休憩できます。
日本にある日本庭園で見た景色と本当にそっくりで、思わずデジャブかと思ったほど。オランダとは思えない景色です。
春の公開でしたが、紅葉がきれいに色づいていて秋らしさも感じられました。
日本園内はゆっくり1周して約15〜20分ぐらいの広さです。
☆日本庭園に関してはこちら
さいごに
日本庭園という名のつく庭園には、世界各地やオランダ内でも訪れたりしましたが、妙に中国の感じが混ざっていたり小規模だったり。
「海外の日本庭園ってやっぱりこんなもんか〜」という感想しかありませんでした。
ですがこのデン・ハーグの「Japans Tuin(日本庭園)」は想像していた以上に広さがあり、とても綺麗で日本ならではの雰囲気を醸し出していました。
期間限定での開園なので、いつもは訪れる事が出来ないからこそ特別感があります!
日本人としてはオランダの地にこのような美しい本格的な日本庭園が造られ、すたれる事なく長年保たれていることをとてもありがたく誇らしくも感じました。
オランダで日本情緒を味わえるデン・ハーグの日本庭園にぜひ立ち寄ってみて下さい^^
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