コロナ禍だけど、近場でオランダの夏を満喫しよう!
と言う訳で・・・
8月のよく晴れた日に、サイクリングとボートの旅へ出かけてきました。
目的地は Spakenburg(スパーケンブルグ)
Spakenburg(スパーケンブルグ)
Spakenburgは、Amsterdamから東に約45km程の所にある小さな港町。
Amersfoortからだと、北に向かって約12km。
車でも自転車でも、なんなら歩いてでも行ける距離です。
他にもAmersfoortとSpakenburgを結ぶ、「Eemlijn 」と言うFietsboot(移動ボート)があり、それを利用して向かうことにしました。
サイクリング
朝10時に出発する Fiets boot に乗り、Spakenburgへ向かう予定でしたが・・・
Amerfsoortのボート乗り場へ行ってみると、定員30名のボートがすでに満席となっていました。(コロナの影響で、座席数が限られています)
残念。これで、今日のSpakenburgへ行く計画はなくなってしまったと思いながらも、
「明日の予約って出来ますか?」と尋ねると・・
事前に予約は出来ないとのこと。
ですが、係員のおじさんが

「今から自転車でSpakenburgに行って、帰りにボートに乗れば?午前中はまだそんなに暑くないから、その方が良いって!」
と言ってくれました。
おぉ!なるほど。そう言われてみれば、おじさんの言う通り!
行きはボート、帰りはサイクリングしながら戻ってくるつもりでしたが、
その逆の方が良さそう。何てたって、この日の予想最高気温は32度。

確かに、帰りにボートに乗る方が良さそう!今から自転車で、向かう事にします!
そういうことで、行きは自転車、帰りはボートと予定変更になりました!

うんうん。その方が良い!2人の顔は覚えたから、ちゃんとBunschotenでボート乗せたるから安心してなぁ〜!
それじゃ〜サイクリング楽しんで!
それでは、Spakenburgへ向けてサイクリング開始。
実際にどのくらいの時間がかかるかは分かりませんが、のんびりと自転車をこいで進んで行きます。
少し遠回りになるけれど、出始めは車の通りが多い大通りを避けて、たまに通る川沿いの道を選択。
午前中はまだそんなに暑くはないので、快適なサイクリングでした。
ビーチに到着
そして出発から、1時間で Spakenburg に到着。
遠回りした割には、予想以上に早く着いてしまいました。
少し離れたイメージがありましたが、意外と近かったようです。
水辺を求めてまず最初に辿り着いたのは、「Het Kleine Zeetje(The littlle sea)」

その名前の通り、本当に小さな村の小さなビーチ。
一応ここは海でも川でもなく、Eemmeerという湖
大人は日陰やパラソルの下で涼み、元気な子どもたちは水辺や日向で元気に遊んでいました。
湖にダイブしたら気持ちよさそうですが、水は綺麗ではなかったので見るだけでした。

自転車でいい運動もしたし、時間もたっぷりあるので日陰で休憩。

のんびりサイクリングや散歩には、良さそうな所です。

その後はランチを求めて町の中心部へ。
美味しいキベリング

魚屋さんで購入した「キベリング」の軽食ランチ。
町の中心部の駐輪所のすぐ隣にあったので、自転車を停めてすぐに吸い寄せられるようにやってきました。なんてたって多くの人が並んでいたので、これはきっと人気店で美味しいに違いない。期待しながら列に並んだのでした。
食べてみると予想通り!とても美味しい大当たりのキベリングでした。

久しぶりにキベリング食べましたが、こんなに美味しかったっけ?と思うほど。
体も動かした後なので、余計に美味しく感じたのかもしれませんが、最後にマーケットで食べたキベリングよりも遥かに美味しい。
ここのキベリングだけ食べるために、また Spakenburg にやって来ようと決めました!
De Graaf’s Vishandel (Tico) – https://www.ticovis.nl/
独特な民族衣装
オランダの民族衣装は、チーズマーケットなどで何度も見かけましたが、
Spakenburgの民族衣装は独特な形をしています。

肩の部分が張っているのが特徴!
着物の襟芯の様な堅い物に、布が貼られているような感じ?
形も独特ですが、肩は花柄で&エプロンはチェック柄という組合せも特徴的。
見れば見るほど感じるのは、何となくあれに似ていますよね?
昔の武士が来ていた日本の肩がとんがった裃(かみしも)
まさにオランダ版の女性袴のように感じました。
中心部の広場に民族衣装を着た女性像が立っており、キベリングを食べた魚屋さん及び駐輪場の近くには、民族衣装のご当地顔ハメ看板もありました。
民族衣装の女性像 民族衣装の顔ハメ看板
通り過ぎる人の注目の的になりすぎて、変なポーズになってしまった。
Spakenburg といえば、この「女性の民族衣装」と言うほどにきっと有名なんでしょうね!
そして実際に、民族衣装を身にまとった女性を発見。

肩が気になって目がいく。
特にイベントとかはやっていなかったのですが、日常的に民族衣装を着ていた方なのかな?
漁村の風景

多くの船が並んでいます。

港町というより、こじんまりとした漁村。

昔のままの姿が残っています。
平日ですが、晴天でそこそこの人出。サイクリングがてら立ち寄る人もたくさんでした。
カフェのテラス席も賑わっていましたが、静かで穏やかな雰囲気。
古い港の景色を楽しんだ後は、アイスクリームショップへ

ユニークなフレーバーがたくさんで、spakenburgのクッキーのフレーバーもありました。
ボートの旅へ つづく
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