オランダからパリへ小旅行⑥「ヴェルサイユ宮殿」

フランス・パリ小旅行 4日目 その1

パリの郊外にあるPalais de Versailles(ヴェルサイユ宮殿)」へ。

 

パリから華麗なるヴェルサイユ宮殿へ

パリ市内からヴェルサイユ宮殿へのアクセスは電車やバスなどいくつか方法がありますが、電車で行ってきました。

RERのC5線(高速郊外鉄道)を利用して、エッフェル塔近くの駅からヴェルサイユ宮殿の最寄りの「Versailles Rive Gauche」駅まで約20分の乗車。 そして 駅から歩いて10分程で宮殿に到着。

宮殿の門に到着すると、早速人の行列が見えてきました。

何やら門のところでは簡単な持ち物検査していました。済ませて奥へ進んで行くと、宮殿の入り口へと続くさらに長い行列が見えてきました。

門から向かって左側と右側の2ヶ所(個人or団体)に分かれているようで、最初はどちらに向かえばいいのか分からない・・となっていましたが、

とりあえず皆んなが早足で向かっている方が個人用だと思い人の流れに乗って左側の入り口へ。

行列に並んでいたら、係員がチケットを持っているか全員に声をかけて確認してきました。当然チケットは持っていなかったので、係員に聞いてみる。

そこで知った事実!!宮殿への入り口に並ぶ前に、チケットは宮殿の隣(正面の左側)にある別の建物(案内所)で購入とのこと。

ひとまずチケットを買うために列を離れて案内所へ。カウンターで受付のお姉さんがチケットの種類の説明をしてくれましたが、チケットは券売機で購入。やっぱりほとんどの人が事前にチケットを用意しているのか、それとも平日の朝だったからなのか、案内所や券売機はガラガラでした。

案内所の建物内には、チケット券売機・トイレ・休憩できそうなスペースもあって、ヴェルサイユ宮殿見学後に休憩するには良さそうな感じ!

宮殿のみ見学できるチケットを購入し、宮殿への列へ戻ってきて再び並びます。

輝く黄金色の門がすでにすごさを醸し出している〜

ルーブル美術館と同じで、チケットを持っていても全員入館前にはセキュリティーチェックがありそれに並ぶ人の列。

セキュリティチェックを済ませて、列に並びながら進んでいきます。宮殿への入り口まであともう少し。

比較的流れもスムーズなので、到着してチケット購入して宮殿内に入るまでは約30分ぐらいでした。

週末やシーズン中はさらに混雑するらしいです。

華麗なる世界 ヴェルサイユ宮殿の内部

ヴェルサイユ宮殿は、1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿。

フランス絶対王政の象徴的建造物であり、ルイ13世から16世までの歴代王が暮らしていました。1979年に世界遺産にも登録されています。

宮殿の外観

 

宮殿内へ入ってまず目にするのが「王室礼拝堂」

中を見ようとドアの前に人だかりができています。礼拝堂は華やかさというより落ち着いた雰囲気。でも天井を見上げるとやっぱり豪華。

ここでルイ16世とマリー・アントワネットの2人の婚礼の式が行われたそうです。

「ヘラクレスの間」

全てを視界におさめられない巨大な天井画、壁に飾られた大きな絵画が印象的でした。

 

漫画と宝塚の「ベルばら」の憧れのあの世界が脳内に蘇ってくる 〜。

 

どの部屋も天井から壁の装飾が豪華。電飾、彫刻、ドアなどの細かい所も抜かりない。

色んな部屋が次から次へと続いていくのですが、とにかくどれもまばゆすぎて頭がクラクラしそう。まさに豪華絢爛とはこういうことか!と思わされる世界でした。

見ての通り、宮殿内はたくさんの見学者であふれていました。ほとんどの人が団体ツアーでガイド音声を聞いていたり、オーディオガイドを使用しながら見学していました。

後で知った事実!!なんとオーディオガイドは入場料に含まれているようです。

オーディオガイドのレンタルに人が並んでいなければ、借りた方が良いかも。ただ内部を見学するよりもガイドを聞きながらの方が、歴史も勉強できてより理解が深まると思います。

 

華麗なるヴェルサイユ宮殿の見所「鏡の間」

各々の部屋や大理石の装飾や絵画などなど、宮殿内には見所は盛りだくさん。

その中の見所であり宮殿の中で最も華麗な部屋が、こちらの「鏡の間」

鏡の間へようこそ!

いくつもの小さな部屋を見学してきたら、鏡の間が圧倒的広く感じます。と言っても実際に全長約75mもある長い回廊です。ヴェルサイユ条約が結ばれた部屋でもあります。

 

天井は絵画、左側は一面の鏡、右側は大きな窓。そして人。大きな窓からは、外の広大な庭園も見ることができます。

どこを見渡しても煌びやかに輝いていて眩しい!

今まで写真を見るだけでも豪華さが伝わってきましたが、やっぱり実際に見ると別世界でした。

 

華麗なる一族

 

太陽の王とも呼ばれていたルイ14世

宮殿内の至る所で彼の絵画や胸像など目にし、これでもか!というほどルイ14〜16世の圧倒的な力を身にしみました。

 

これぞまさに華麗なる一族。

全てが豪華すぎる、というか贅沢すぎる。ここでの贅沢三昧の生活は想像できない。

 

見る分には華やかだけど、実際に住むとなると落ち着かなそうです。

 

宮殿内のお土産ショップにも、マリーアントワネット&ルイ14世グッズがたくさんでした。

 

宮殿の近くにある庭園。どんな模様が施されているか上空から見てみたい。

 

さいごに

世界一豪華な宮殿はやっぱりすごかった。

ヴェルサイユ宮殿は私が今回の旅行で1番に訪れたかった場所でした。まぁそう言うわりには特に予習もせずでしたが、半日でも充分に宮殿内の観光を満喫してきました。

今まで見たことないほどの優雅なフランス文化に触れることができました。ベルばらを読み返そう〜!

宮殿を見学して帰る頃には、行列の長さが倍になっていたので観光するなら朝一が良さそう。少しでも待ち時間を短縮するなら、事前にチケットを購入しておくのも忘れずに!

パリからアクセスも便利で、気軽に日帰りで来れるヴェルサイユ宮殿。鏡の間は一見の価値はあります。

今回は宮殿のみの見学でしたがまた訪れる機会があれば、庭園や少し離れた所にあるプチ・トリアノン離宮にも足を伸ばしてみたいと思います。

 

 

地図を見ると、庭園がいかに広大かが分かります。あの華麗な大きな宮殿さえもが小さくみえます。

 

公式ホームページ:http://www.chateauversailles.fr/

所在地: Place d’Armes, 78000 Versailles

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