バレンシアの旅 2日目
世界パエリアデー
朝ご飯を求め、バレンシアの地元民の台所である「Mercat Central(中央市場)」へ。
見上げると日本語の文字で、
「9月20日 バレンシアは世界とパエリアでつながります」と書かれている。
市場内には、日本語のみならず各国の言葉で案内が掲げられていました。
9月20日は「World Paella Day(世界パエリアデー)」なんですね!
残念ながら、その日の朝にオランダ帰ります。パエリアデーにパエリア食べたかったなー。
バレンシアの世界遺産
la Lonja de la Seda(ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ)は15世紀後半に建てられた商品の取引所。
元々は絹の取引所として建設された場所で、商品取引の中心として栄えていたようです。
柱のサロン
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダの内部に入ると大きな広間。
柱のサロンと言われており、その名の通り大きな柱がずらりと並んでいます。柱と言ってもただの柱ではなくらせんの模様になっているのが見所!
そしてヤシの木をイメージして作られた天井まで伸びる柱が、とても印象的です。
大きな窓から差し込む光で大理石の床も輝いていました。そして清掃の方が常時モップをかけていたので、さらにピカピカ。
実際に絹の取引が行われて広間のようです。じっくりと見学できますが、時々団体がやってくるとかなり賑やかになります。
海の領事の広間
2階部分にあるのが、海の領事の広間
天井の装飾が素晴らしいです。そして床の輝きも先ほどの広間より増しています。
当時はこのバレンシアの地も繁栄していたんですね。
2階部を見学して中庭の方へきました。

2階から眺める中庭
建物の所々にユニークな彫刻が施されています。
中庭の片隅・2階部への階段の下に小さな扉があり、地下へと続く階段がありますが、ほとんどの人が気づかず。
誰もいないだろうと思って降りていくと、誰か座っていました。
薄暗く牢獄みたい。
そして中庭へ。バレンシアらしくオレンジの木が植えられていました。ベンチもあり休憩している人もいました。
外観はお城のような要塞のような建物。
大きな建物という訳ではないけれど、内部は豪華な広間があったり中庭があったりと、外観からは中の見所があまり想像できない場所でした。
入り口には特に目立つ案内等はないので、普通に通りすぎてしまいそうです。
入り口の向かいには教会があり、その間には写真のようなラ・ロンハ・デ・ラ・セダの模型もあります。
入場料はたったの2ユーロでした。
セラノスの塔
バレンシアの街の北側にある「Torres de Serranos(セラノスの塔)」
中世時代、バレンシアの町は防壁に囲まれていました。このセラノスの門は1391年に建てられたゴシック様式の要塞門です。
↑旧市街の方から見たセラノスの塔
塔の天辺まで階段で登ることも可能です。塔の上からバレンシアの街を一望。
そして反対側は隣接する公園と石橋が見下ろせます。
ちょうど塔の上を見学している時に、遠くの雷光が綺麗に見えました。
橋の上から見たセラノスの塔の正面。
裏側から見た時は塔というより門のような第一印象でしたが、正面から見る塔は立派で荘厳な姿が伺えます。塔の上ではバレンシアの州旗がなびいていました。
表側と裏側ではだいぶ違った印象の外観を持つ塔です。ぜひ両側から鑑賞してみてください。
ししとう揚げ
夜は念願の「ししとう揚げ(pimientos de padron)」との再会。
バルセロナで食べて以来、美味しくてはまってしまったししとう揚げ。バレンシアでも食べるのを楽しみにしていました!
タパスバーで注文したら、大量のししとう盛りが出てきました。
スペインのバルへ行くなら絶対に食べたい一品。食べられて満足でした!
バレンシア旅行 3日目へ つづく。
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